【日常】アカン子?アカンおかん?それでも君が好き!

苦手なこと、できないこと、アカン子なの?それでも、お母さんは、君のことが大好き!
ある日、息子達を連れてウルトラマンショーを見に行きました。
5歳の長男は、大音量とその場の雰囲気を怖がり、両手で耳をギューッとふさいだまま、しばらく座れませんでした。
3歳の次男は、窮地に陥ったウルトラマンに「がんば~れ!」と声を張り上げてエールを送り続けていました。
帰りに、おうどん屋さんに寄ったら、店内では大注目を浴びるほど騒いだ末に、無事にお腹いっぱいに。
コスモス畑にも寄ったら、端から端まで隅々を無意味に走り回り転がり回り、ここでも注目を浴び、周りに笑われつつも、親切に色んな人が代わる代わるカメラ撮影を手伝ってくれました。
2人の個性が光る1日を一緒に過ごせたことを、わたしは誇りに思いました。
『わたしには育てる能力がない…。わたしは、この子達のお母さんにはふさわしくない…。』って、思い詰めたこともあったからです。
そんなダメ母とともに成長してくれた長男は、来年小学校にあがります。
1歳過ぎてから保育園に通ってるけど、いまだかつて1度も自分のカバンを自分で持って出たことがありません。
手ぶらで登園し、手ぶらで帰って来ようとする手ぶら男なんです。
おやつが入ったリュックサックなら、絶対忘れず持つけど。
普段は声かけしても、悪氣のない手ぶら男です。
『本当に来年から小学校やっていけるのかな?』って。
ご多分に漏れず、私も母ゆえの心配を多少なりとも持ってます。
『この子なら大丈夫。けど、もし、何かあったら、そのときは、考えよう。素直に正直に、この子らしく進んでくれれば、いい。その他大勢と比べなくていいや。』そう思うと楽になります。
沢山の小学校を見学してきました。
支援学級も普通学級も両方とも。
何人かの校長先生や先生方のお話も伺いました。
どの先生方も、優しくて信念があって、とても信頼のできる先生ばかりでした。
特に、支援学級は、一人一人の子どもの個性に対応できるような工夫が沢山ありました。
こちらが見ているだけで癒される何かがあります。
正直なところ、『普通学級も支援学級と同様に、もっと少人数で、子どもの個性に対応できる体制だと良いのにな。』と思いました。
普通学級は生徒が30人近く居るのに、普通学級の先生は、少なすぎます。
先生方、きっと、とても忙しいと思います。
『昔は、もっと生徒が多かった』などと、昔と比べることではないと思います。
どの子どもも、可能性は無限大だから、大人も子どもたちから教えてもらっていけば、大人たちの可能性だって無限大になると思います。
わたしが息子にイライラして息子の顔色を悪くしてしまうときって、パターンが決まっています。
時間に余裕がなくて焦っているか、息子と他の子を比べてしまっているか、自分の夫と誰かを比べてしまっているか、何か不満を抱いているときです。
そもそも、比べることなんてできないのに。
目の前にないものを引き合いに出し、比べて不満になり、辛くなっているんです。
息子も、わたしも、夫も、苦手なことやできないこと、アカンところだらけです。
それでも、毎日思います。
「君のことが大好き!」「アカンおかんでもいいよね。わたし大好き!」って。
発達障害だの学習障害だの、この流行りすぎな言葉を好きになれないんですが、濃い薄いはあるけど、みんな発達障害で学習障害だと思うんです。
環境によって、障害になるか?ならないか?だけだと思ってます。
全世界の誰もが、好きなことを好きなようにやり、苦手なことは人にお願いして、みんな、できなきゃできないで笑って、成し遂げたら一緒に喜んで。
誰かを喜ばせるために頑張るんじゃなくて、【自分のためだけ】に生きて、自然と他人を愛せたなら、自己中のない、平和な世の中になると思います。
そんなときが、きっと、来るんだろうな……って、信じてます。
だって、校長先生も、教頭先生も、支援学級の先生も、普通学級の先生も、みんなみんな、とても素敵だったから。


【11月の氣功教室】
16(土)10時~12時 高知市鴨部
23(土)10時~12時 高知市鴨部
30(土)10時~12時 高知市鴨部

上記以外の日にも、高知市二葉町などで氣功教室を開催します。お問い合わせ下さい。

※上記とは別に、高新文化教室では、『やさしい気功』教室をしております。
(水)は、18時~20時。
(金)は、10時~11時半。
高新文化教室へお問い合せ下さい。見学もできます。



氣功でリラックス私らしく素敵な生活を

地域の公民館や 高新文化教室などで、 氣功教室をしています。

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