ずいぶんと穏やかな日々になってきたもんだなぁ…完全に幸せだなぁ…と、ここ最近、毎日のように思うのですが、つい今しがた、氣づいてビックリしたことがあります。
そういえば、私は、昔はサラリーマンをやっていたのですが、それがわずか3年ちょっと前までのことだったことに氣づき、自分の内面と外面の変わりように驚いてます。
その変わりっぷりは、3000年以上たってるくらいなんじゃないかな?!というくらいです。
昔は、それなりに大きな組織に居たので、毎日毎日沢山の人と関わりながら仕事をしていました。
仕事仲間もお客さんも、当然、色んな個性の人たちが居ますから、こちらが悪氣を向けてないつもりでも悪氣を向け続けてくれる人も居ましたし、仲良さそうに飲みに行ったりする同僚や上司も居ました。
その中で、やりたくないこともやり、行きたくない所にも行き、氣を遣いまくり、頭が悪いヤツと思われないように必死で色んなことを調べ込み、緊張感のある日々を過ごしていました。
それが、今はどうでしょう……。
やりたいことをやり、違和感のあることはやめ、付き合いは非常に狭いので他人に氣を遣うことは殆どなく、お世辞など心にないことは言いません。
まれに自分の価値観や雰囲気と著しく違う人と話すことがあっても、住む世界が違うんだな~で、終わりです。
悪氣的なものを向けられようもんなら、悪氣のある本人が自分に悪氣がある…と氣づく前に、光の速さで離れます。
インスタの写真を眺めれば、空と食べ物と神社とお花の写真ばかり……。
書いている内容は、内面的なことや、ほぼ全て氣功ネタ。
頭の中が、空と食べ物と神社とお花と氣功と内面的な振り返りで、すべて埋め尽くされている顕れだと思います。
3年ちょっと前の私なら、こんな生き方があるなんて信じられなかったはずです。
あったとしても、そんな生き方が許されるわけない!と恐れていたかもしれません。
けれども、当時、確実に強く思っていたことがあります。
『自分の子どもたちには、自分のやりたいことをやって、のびのび生きていってほしい!』
子どもが出来てからそう思うようになったのですが、その思いは、すぐに、こんな決意に変わりました。
『子どもに対してそう思うなら、子どもにその期待をかけるのではなく、まず、自分がやりたいことをして、やりたいように生きなくちゃ!』
安定収入の慣れた仕事を離れるのは、怖かったです。
けれども、サラリーマンの仕事をやめない選択をとろうとしたときに、奥の方から奥の方から、涙がとめどなくあふれてきて仕方がありませんでした。
夫の前で、なんとか大人らしい決断をとるふりをしようとして、サラリーマンを続ける選択をとろうと見せかけた瞬間もありました。
でも、そうすると、全身が凍り付いたように冷たくなり、震えながら涙が流れ続けました。
夫に対しては、ちゃんと言葉に出して表現はできませんでしたが、心の中はこう叫んでいました。
『これまでの仕事を続けるのなら、私は生きている意味がないんです。死んだまま生きるのと同じです。』
世間体に対する恐れや、収入が減るという恐れよりも、私の奥の方にある何かは、やりたいことをやらずに、心が真っ暗なまま生きることの方が、何億倍も怖い!ということを知っていたんだと思います。
本当に、自分であって自分ではない何らかに、生命線を完全に断たれてしまうくらいの底知れぬ恐ろしさがありました。
サラリーマン時代の仕事内容がイヤだったわけではありません。
とてもやり甲斐がありました。
それに、フリーランスになってから、良いこと続きだったわけでもありません。
むしろ、この3年ちょっとの間は、幸せを実感しつつも、苦しくてシンドイ出来事の方がはるかに多かったと思います。
けれども、良い格好して言うわけではありませんが、本当に、猛烈にイヤだったことや、悲しかったこと、地球が壊れるんじゃないか?っていうくらい怒って泣いた出来事の方が、今の私の肥やしになっています。
そして、その肥やしのおかげで、何でもない日常を、本当に本当に幸せに感じることができるようになったのだと思います。
真っ直ぐではない道の方が、豊かになれるんですね。
このわずか3年間で、仕事の内容ややり方、そして、本当にやりたいこと!というものも、何度か変わってきましたが、自分に嘘をつかない、誤魔化さない……ということだけは、一貫してやってこられたのではないかと思います。
違和感のあることは、利益があっても手放してきました。
逆に、何か根拠があるわけではないけれども、変わらず信じ続けているものもあります。
『自分にとって大事にしたいものとは何か?』
これは、答えが出るものではありませんし、変化するものだと思います。
そして、変化しながらも、これを追求し続けることで、永遠に変わることのない、とても大事な本質に辿り着くと思っています。
自分の人生は、100%自分の責任です。
自分の幸せが、必ず他人の幸せにつながります。
生い立ちも、今困難に見える状況も、『自分が本当はどうしたいのか?』を問い続けることや、『自分が本当にやりたいことをやる』ための妨げにはなりません。
自分がやりたいことをやらないようにさせているのは、他人ではなくて、自分自身です。
生い立ちや今の状況は、関係ありません。
自分さえ目覚めれば、見えない全てが本当に応援し、調和へと導いてくれます。
調和への過程で出くわす困難は、本質に至るための肥やしにしかなりません。
強く乗り越えていけるものです。
私は、そのように捉えていますので、これからも私は、さらに、素敵な人たちと出逢い、悦びの時間を過ごしていくと思っています。
3000年以上経ったように感じていましたが、まだ、3年……。
いつも氣功教室に来て下さるみなさん、対話セラピーを受けに来て下さる方々、そして、家族、生んでくれた親に心から感謝申し上げます。
これまで、ありがとうございます。
これからも、ありがとうございます。
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